こんなこと書いたら不謹慎かもしれないけど、本当のことなので書いておきたいと思う。

当時のボクはアパレルの販売員で正社員をやっていた。

仕事が嫌で辛くて毎日「辞めたい辞めたい」と言いながら、辞めることができずにいた。

「なんで辞められなかったのか?」今となってははっきりとわからないけど、役職が付き給料が上がってきてなかなか見切りがつけられなかったのだと思う。

子どもは息子が2歳になり、かわいいさかり。妻のお腹には新しい命が生まれていた。

家族のために辞められないという気持ちもあったのかもしれない。

そんな中、コロナ禍が世界を襲った。

最初はすぐにおさまるだろうと悠長に構えていたけど、事態はひどくなる一方で、すぐに仕事にも影響が出始める。

しばらくするとボクの住むところに緊急事態宣言が発動され、ボクが勤めていたモールが無期限で休業することになった。

われわれ販売員は長期の自宅待機を命じられることとなる。

家の中からほとんど出られない日々

ボクの仕事はリモートで出来るようなことではないので、平日の午前中だけリモートで簡単なミーティングがある程度で、あとは自由だった。

とはいえ、家からはほとんど出ることができない。

朝からネットフリックスやYouTubeを妻と子どもと観て、昼食をとる。

子どもを昼寝させてから、自分は読めてなかった漫画を読んだり本を読んだり、少し昼寝をして、夕方になってから外の公園で子どもと遊ぶ。

子どもはずっと家にいると体力が有り余り、夜寝なくなってしまうので、毎日一回は外で走らせるようにしていた。

散歩をしたり、サッカーボールを蹴ったり、虫を追いかけたりして遊んだ。

もちろんこの先どうなるんだろうという不安はあった。

だけど、家族とだけ過ごすこの期間がボクは本当に幸せだった。

大変な思いをされた方には本当に申し訳ないと思うけど…。

子どもを外で遊ばせているときに見た夕焼けを今でも鮮明に覚えている。

ボクはこのときにわかってしまった。

仕事や外に幸せを見つけに行こうとしていたけど、幸せはもう目の前にあったんだと。

家族と何気ないことをしながら過ごす日々が、もうこれ以上はない幸せ。

この気持ちを忘れないようにする

何が幸せかに気づいたボクは、このときに当時の仕事を辞める決心をした。

出世のために休日も上司と過ごしたり、やりたくない飲み会を開催したり、自分の大切にしていることと乖離していたからだ。

なにより、自分がイヤイヤ仕事をしている姿を、子どもに見せることがとても申し訳ないことに思えた。

子どもにはイキイキと仕事をしている、楽しそうな大人としての父親を見せていきたい。

決心をしてから実際に辞めるまで半年以上かかったけど、今は子どもとの時間が劇的に増やすことができた。

でも時間が経つと「何が幸せか?」という気づきを簡単に忘れてしまう。

なのでこのときの気持ちを忘れないように、ここに書いておく。

お金は大切だし、稼がないと生きていけないことは事実。

お金があることで、たくさんの自由を手に入れることもできるだろう。

だけど、「いちばん大切なことはなんなのか?」

コロナ禍で学んだこのことだけは忘れないようにして生きていく。

迷ったら、一度「自分の大切なものはなんだっけ」?と原点に立ち返る。

ボクは家族が大切。

胸を張って言える。

今日は終わり。

人間関係がときめかないから会社を辞める話 ボクはこの本↓を読んで「ときめき」を心の中心に置いて生きることに決めた。 この本の著者は掃除の「こんまりメソッド」を開発...

取捨選択の基準を「ときめき」にすることで得られるメリット 前のブログで「人間関係の取捨選択の基準を『ときめき』にする」と書いた。 ぜひ読んで頂きたい。 https://www.ch...